災害や感染症など不安なことが多い昨今、望まなくても在宅勤務になってしまう人もいるでしょう。また、育児や介護、ご自身の病気などライフスタイルが変わることで、在学勤務をしたいと思う人いるでしょう。今回は在宅勤務とはどんなものなのか、デメリットやメリットについてご節目いたします。
在宅勤務(テレワーク・リモートワーク)とは
オフィスで働くことが当たり前でしたが、今はIT技術が発展したことにより場所を選ばず仕事をすることができるようになりました。チャットツールでデータやメッセージのやり取り、ビデオ会議システムを使うことでオンライン会議をすることも可能です。
チャットツールやビデオ会議システムについては、コチラの記事で紹介してますのでご参考ください。
在宅勤務(テレワーク・リモートワーク)のデメリット
仕事とプライベートの切り替えが難しい
在宅勤務をした人の多くが最初に経験します。これにより作業効率が落ちることや生活が不規則になる人も少なくありません。パソコンを立ち上げてSNSや動画を見てしまい、そのまま仕事が後回しになってしまうことや、夏休みの宿題のように締め切りギリギリに追い込みで仕事を詰め込むような状況にもなりかねません。
改善方法
- 作業をする前に全体のスケジューリングやタスク化をする
- 1日の時間割(作業時間と休憩時間)を決めておく
- スマートフォンやゲーム機など気がそれるものは別の部屋に置いておく
- 家で集中できないならカフェやコワーキングスペースを利用する
など自分自身をコントロールできる習慣(自己管理)が必要です。自分だけのルールを作って目につくところに紙で貼る、スマートフォンの待ち受け画面にするなどもいいでしょう。タスク管理ツールを利用するのもおすすめです。
孤独感がある、コミュニケーションが難しい
オフィスに居ると上司や同僚がそばにいて、ちょっとした質問や雑談をすることもできます。しかし、在宅勤務だと一人で仕事をすすめるので孤独感を感じます。一人で黙々とするのが好きな人は良いのですが、周りに人がいることで仕事がはかどるという人は在宅勤務は大変でしょう。
改善方法
- ZOOMなどオンライン(ビデオ)会議システムを同僚と繋げておく
- カフェミュージックやラジオなど音楽をかける
- 休憩時間に外に出て人の声を聞く
- カフェなど人の声がするところで作業をする
など、人の声がする環境にすることがおすすめです。ちょっとした質問は聞きづらいなと思うかも知れませんが、他の人はあなたの状況がわからないので、積極的にコミュニケーションを取るようにしましょう。
成果や評価が伝わりづらい
在宅勤務になると成果だけが評価対象になります。完成するまでの過程が伝わらないので、悪戦苦闘した姿や努力、成長した姿を見せることができません。自分では「もっとできるのにな…」と思っていても正当な評価をしてもらえず、実力以下の仕事や次のステップにチャレンジすることができないことが多いです。
改善方法
- チャットツールでコミュニケーションをマメに取る
- 過程の成果・進捗も見せる
- ビデオ会議などで積極的に発言する
自分から発言がないと「何を考えているのか分からない」と周りから疎外される可能性もあります。ビデオ会議やチャットツールでの発言は、タイミングや話し方(書き方)など難しいですが、不慣れだからと沈黙しているとフリーランスや非正規雇用ならクビになることもあります。
在宅勤務(テレワーク・リモートワーク)のメリット
通勤時間・場所を選ばない
もちろん在宅勤務なので通勤はありません。通勤時間に当てていた時間を寝ることや運動など仕事以外のことができます。育児や介護などにも時間が割けますね。働く場所も選びません。自宅で働くこともできますが、出先の近所にあるカフェなどでも仕事をすることが可能です。
仕事に没頭できる
コミュニケーショ不足になるデメリットはありますが、あまり得意でない方や黙々とするのが好きな方には在宅勤務はいい環境です。人の合う合わないもあり、人間関係は良いものばかりではありません。進捗の報告など怠らず、求められているもの以上の成果が出せれば評価もされます。
まとめ
在宅勤務(テレワーク・リモートワーク)のデメリット
- 仕事とプライベートの切り替えが難しい
- 孤独感がある、コミュニケーションが難しい
- 成果や評価が伝わりづらい
在宅勤務(テレワーク・リモートワーク)のメリット
- 通勤時間・場所を選ばない
- 仕事に没頭できる
これから在宅勤務を目指す人は、自分の性格と照らし合わせて在宅勤務ができるかどうかを判断するといいでしょう。今や在宅勤務ができる仕事もたくさんあります。「在宅勤務(テレワーク・リモートワーク)ができる会社が探せる求人サービス」の記事もありますので、合わせてみてくださいね。
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