振り返りとアップデートを繰り返して見えてきた自分らしい働き方|デザイナー&イラストレーター ふじいさやこさん

【Vivid UP Life ~ボクらの働き方~】Vol.1 人生のピンチを好きに救われて。未知の仕事・働き方へチャレンジ

Vivid up Life ~ボクらの働き方~
「Vivid up Life」とは「生き生きとした人生」という意味で、転職や独立など働き方を通して人生を前向きに変えた人にスポットを当てて、人生ストーリーや好転したきっかけを聞いて、見ていただいた方に前向きに将来を歩んでもらいたいというインタビュー企画です。

デザイナー&イラストレーター
ふじい さやこ

『デザイン✕イラスト』と二足のわらじを極めるクリエイター。WEB&アプリのUIデザインを得意とするデザイナーとして活動する一方で、フラットデザインの動物イラストやポップなキャラクターも描けるイラストレーターでもある。
芸術系大学を卒業後、マンガ家を目指すも挫折。20代なかばからIT企業でデザイン職に就く。その後、スタートアップ企業、WEBサービス会社に転職。現在はフリーランスで活動するかたわら、派遣社員としてデザイナーを週3日勤務している。また、セクシャルマイノリティのことを多くの人に知ってもらいたいと、自身の体験や思ったことをマンガでnoteで発信中。

Twitter:@fujii_saya@fujikko1202 (セクシャルマイノリティ)
Instagram:https://www.instagram.com/fujii_sayako/
WEB:https://fujiko-design.com/
note:fujikko_irodori

マンガ家になる夢に挫折、学生時代に勉強したデザインツールを活かしてデザイナーに転身。

転職をするたびに新しいスキルを身につけていくふじいさん。
いつも人生のターニングポイントには培った経験とスキルがありました。

そして、立ち止まったときには自己分析を繰り返して、自分を見つめ直すことを大事されています。

どのように人生の歩みを進めてきたのか。
ふじいさんの人生ストーリーを一緒に見ていきましょう!

【ふじいさんが経験した人生の好転ポイント

  • マンガ家になる夢が頭打ちになっているときに、デザインツールを勉強していたことでクリエイターになれた。芸を持っていれば状況を好転できる!
  • 仕事や家族のことで大変だったときに、相談できる環境や人に出会えて自分を見つめ直せた

過去の経験が主軸の仕事へと変わっていく20代

夢の挫折→デザイナーへの目覚め

-まず、どのような経緯でデザイナーになったんですか?

芸術系大学に行っていたんだんですけど、卒業後はすぐに就職はせず、アルバイトをしながらマンガ家になりたくて絵を描いてて。フリーターみたいな感じだったんですよね。25歳でマンガ家として先が見えないなと悩んでいました。

そんなときに姉が、資格スクールのインハウスデザイナーの求人募集を見つけてくれて。Adobe社製のIllustratorとPhotoshopを使える人の募集だったんですよ。大学でそれらのツールの使い方は勉強していて、マンガを描くときにもPhotoshopを使っていたので入社することができました。一芸を持っていると、挫折しても救われますね。

その会社でポスターやチラシの良い見せ方とかグラフィックデザインを覚えました。この会社にいてるときに、WEBデザインも勉強したいなと思い始めて、会社帰りにスクールに通って勉強するようになったんです。

-会社に勤めながら、新しい勉強をしてスキルアップするのってすごいですね!「自分のできることって何だっけ?」と考えると新しい道拓けるかもしれませんね。

転職1 資格スクール→IT系

転職してキャリアアップしたいと思って、資格スクールの仕事は3年で辞めました。

IT系の会社に転職して、WEBやアプリのデザインをすることになりました。前の会社では広報の業務だったんですが、この会社ではwebサービスやアプリ開発を請け負う仕事がメインだったんですよ。ユーザーの使いやすさを意識したUIデザインを学びました。

その当時、創立して10年くらいの若い会社で。請け負いの仕事の他に、ゲームアプリも作って自社でサービスも展開していて。私の業務は、アプリのデザインが多かったですね。

一部の人なんですが、社内の人間関係にだんだん悩まされるようになって、この会社は4年ほどで辞めました。

-紙媒体やWEB、アプリデザインまで、いろいろなことをやってたんですね。これだけできるなら、フリーランスで独り立ちしようとは考えなかったんですか?

このとき、知り合いのホームページやチラシを作ったりと、会社で働きながら個人でも仕事をしていたんですけど。営業とか…デザイン業務以外はできないし、フリーランスだけで働くには自信がなかったですね。まずは人脈を作って、営業とか勉強してからと。

-フリーランスは制作だけでなく、経営を継続させないといけないから大変ですよね。ひとり企業みたいなものですから

会社、家庭の事情、コロナ…。苦しいときに見つけた新しい道

転職2 IT系→ITスタートアップ

IT系の会社を退職後、医療介護系を行うスタートアップ企業に転職しました。そこも前社と同じくIT系で。ひとりひとりの業務量が多くて、スピード感もあって業務についていけませんでした。

このタイミングで母親が病気になってしまって、正直苦しかったですね。母親の看病と仕事で大変で、入社して4ヶ月だったんですがすぐに辞めてしまいました。あっ、母親は今も元気ですよ!

-仕事とご家族のことと、大変な時期だったんですね。

そうですね…。この時期に相談できる人や環境がなかったらダメだったかもしれません…。このタイミングでたまたま、多くのフリーランスやクリエイターに出会うことができて。いろいろと相談させてもらいました。

アドバイスをもらったことで、改めて「自分が何をしたいのか?」を考えるきっかけになりました。自己分析をたくさんして、ここで自分の将来やキャリアについて見つめ直せたので良かったですね。

-今までの経験の棚卸しや自分のことを知ると、将来について前向きになれますよね。

転職3 ITスタートアップ→アプリ開発会社

-その後、仕事は順調だったんですか?

うーん…。知り合いが独立するということで、私を誘ってくれて。短期的ですが、2019年9月に入社ました。音楽系のアプリを開発している会社で、キャラクターを作ったりアプリのデザインとかやってたんですよ。その会社は去年(2020年)の3月で退社して。

退社したタイミングがコロナ禍で。今までいろいろと大変だったので、仕事はちょっと休憩して将来の自分のために時間を使おうと思ったんです。また自己分析もたくさんしましたし、マンガを描いたり…。あと自分のポートフォリオサイトを作ってましたね。

-このときは自己分析だけでなく、マンガやポートフォリオを作ったり将来の自分に投資するって大事ですよね。マンガはどのようなものを描かれているんですか?

前々から親しい人だけに伝えていたのですが、実は私は性的少数者(セクシャルマイノリティ)で。それで前々からLGBTQ向けに役立つサービスを作りたいなって考えてました。それを思い切ってクリエイターの知り合いなどに相談したところ、マーケティング視点からのアドバイスもいただき、noteを使ってマンガで発信しようとなったんです。

他にも「もし何か助けが必要ならサポートするので声かけてください〜」とか、多くの人に応援されました。この相談したエピソードはマンガで描きました。あたたかい応援の声もnoteにまとめているんで、良かったら見てください!

ふじいさんのマンガはこちら

性的少数者とは…
何らかの意味で「性」(「性別」も参照)のあり方が多数派と異なる人のこと。英語のSexual Minority(セクシュアル〈セクシャル〉・マイノリティ)の日本語訳である。略してセクマイの他に性的少数派、性的マイノリティ、ジェンダー・マイノリティとも言う。一般的に同性愛者、両性愛者、トランスジェンダー(性同一性障害の当事者含む)などが含まれる。

Wikipedia「性的少数者」より

-「周りにどう思われるかな…」という不安なことが受け入れられると嬉しいですよね。

「会社員の方が自分にあっているかも?」フリーランスを経験して分かったこと

半フリーランス(派遣社員+フリーランス|パラレルキャリア)

今はどうされているんですか?

(2020年)7月から週3日、派遣社員として働いていて半フリーランス状態です。経験や人脈もできたし専業フリーランスで仕事をしていくのも良いかなと考えたこともあったんです。

でも、いろいろ考えてフリーランスにこだわらなくても良いのかな…って今は思ってます。いろんな可能性を探っているって感じなんですけど…。会社に入って、時間に余裕があるときにフリーランスとして活動をするとか。そんなキャリア形成もありかなって。

フリーランスとして活動していてどうだったんですか?これまでのふじいさんのキャリアがあれば、専業フリーランスでもできそうですが。

半フリーランスで活動をして7ヶ月くらい(取材時 2020年2月)になります。フリーランスとして受託の仕事をしてきたんですけど、プロジェクト全体に関われないことが多いんですよね。チラシだけ、一部分のデザインとかスポット的な業務になっていて。

「作ったあとどうなったのか?」
「自分のやったことが、どのように影響しているのか?」
とか、全体の過程が見えない…。会社やチームでプロジェクト全体が見える方が面白みがあっていいなって感じたんです。私は会社員のほうがあっているかもって、今は思ってますね。まだ今後、どうするか分かりませんが。

-フリーランスから会社員になっても良いですよね。フリーランス・会社員と経験したからこそ、両方の良いところと悪いところが見えたんでしょうね。ふじいさんにあった働き方ができれば良いですね。

今、ふじいさんが伝えたいこと

「知識のアップデート」は悪い状況を変える!

私は学生時代にデザインツールを勉強していたことで、マンガ家になる夢が頭打ちになっているところデザイナーとしての道が拓けまたんですけど…。今コロナ禍で特殊な時世になっていて、みんなが想定外だと思うんですよね。自分が培ってきた経験やスキルが悪い状況のときに、どんなことに活かせるのか分かっていた方が良いんじゃないかなって。

例えば、コロナ禍でオンラインなど接触しない方法をとらないといけないですよね。IT系の人は知識があるからオンライン化は簡単に対応するできるけど、知識がない人は切り替えが難しい…。

知識のアップデートをしておかないと、いざというときに耐えられないなって。知ると知らないとでは窮地に陥ったときに、状況が全然変わってきますよね。コロナ禍でおうち時間が増えて、本を読んだり資格を取ったり知識をたくわえている人もいますけど。

知識があると、知識を活かせて動ける。
知識のアップデートしつつ、今の自分を観測することが大事!

ふじいさんの作品

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この記事を書いた人

編集長・堀江こういち

編集長・堀江こういち

■キャリアデザイナー
 フリーランス・パラレルキャリア(副業/複業)新しい働き方支援
■Webコンテンツライター
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1983年生まれ。大阪府東大阪市出身。
印刷業界の営業やパソコンメーカーのカスタマーセンター、SEO・WEBライティング業などを経て、30歳で独立。挫折を経験し、人が集まる仕組みや経営を勉強するため、シェアハウス・コワーキングスペース運営会社のWEB担当やコンサルティング会社を経て、再び独立。
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新しい働き方、仕事で活かせるIT・マーケティング情報を発信。
セミナー講師やイベント開催、フリーランスの学校フリカレを運営。他、Webコンテンツライターとして活動。