ブログを書きたい!
でも、書き方がわからない…
あなたもそう思っていませんか?
私もフリーランスや起業を目指す人、売上に悩む人にブログを書くようアドバイスしますが、なかなか実行できない人が多いです。
- ターゲットを絞る
- ターゲットが欲しい情報を考える
- 検索キーワード(単語)を出す
- タイトルを付ける
- 小見出しを決める
この5つをブログ記事を書く前にすることでスムーズに書けるようになります。では、どのように考えれば良いのか。説明していきますね。
ターゲットを絞ろう
【ターゲットを絞る】
よく聞く言葉ですが、理解しているでしょうか?
あまり理解されないまま半信半疑でブログを書いている人はちょっと待ってください!
なぜ、ターゲットを絞らないといけないのか?
ターゲットを絞ることでどんなメリットがあるのか?
を解説していきますね。
「絞る」という言葉の誤り
【ターゲットを絞る】と聞くと、ごく一部の人しか読んでもらえないんじゃないか、と心配される方もいるでしょう。
その認識は誤りです。
【ターゲットを絞る】というのは、設定したターゲット以外を排除するのではありません。あなたのブログ記事をより多くの人に読んでもらうために【ターゲットを絞る】のです。
では、「より多くの人に読んでもらうため」とはどういうことなのか。こちらを説明していきます。
なぜ、ターゲットを絞らないといけないのか?
ターゲットとは、あなたが理想とする見込み客のことです。(見込み客=将来、お客さんになる可能性のある人)この見込み客を1人に絞ってほしいです。
「お客さんになり得る人は1人ではなく多いに越したことはない」
そう思いませんでしたか?
このように思い、ターゲットを多く設定する人や絞りきれない人も多いです。
ターゲットを絞るメリット
ターゲットを絞ることで、ブログ記事のタイトルや小見出しなどを見るだけで「コレは自分のことだ」「私が知りたい情報だ」と思い読み進めてくれます。
そして、あなたのブログ記事を読んだ人が満足して、「このブログ記事を人に紹介したい」「私と同じように困っている人に届けたいから、SNSでシェアしよう」と、自動的に広めてくれるのです。
ターゲットの絞り方
マーケティングを勉強されている方や営業・企画などの職種に務められている方は『ペルソナ』という言葉を聞いたことがあると思います。
『ペルソナ』とは、ターゲットを想定した架空の人物像のことを言います。性別や年齢、仕事や習慣などを設定します。簡単に言うと「どんな人に読んでもらいたいのか」ということです。
この記事の場合、
● 性別:男性
● 年齢:ミドル世代(30代~40代)
● 仕事:経営者、もしくはそれに準ずる人
● 背景:
・ビジネスの販売促進のためにブログを始める。
・インターネットを使って検索できる。
という具合です。
もっと具体的に設定される方もいますが、「こういう人に情報を届けたい」というイメージができれば大丈夫です。
欲しい情報を考える
次にこのターゲットが「欲しい情報は何なのか」を考えましょう。
ターゲットはどのような思いを持って、あなたのブログ記事を読みに来たのでしょうか?
- How to:操作の仕方や作り方など効率化の情報
- 比較:価格や操作性など欲しいサービスを検討する際の比較
- ニュース:好きなジャンルやメーカーなど新しい情報が出ていないか
大きく分けると、この3点に分けられます。
具体的にはどのようなものなのか?ご説明していきます。
How to
- スマートフォンやパソコンなどデバイスの操作方法
- 家電製品やカメラなどの使い方、組み立て方
- 動画や画像の編集方法や料理の作り方
- 病気やケガなどの改善や治療法
このようなことでGoogle検索をされた方もいるのではないでしょうか。
この【How to】に関することは他の2つ(比較、ニュース)よりも検索されることが多いです。
【How to】=困ったこと、助けてほしいこと
分からないことがあったときに「Googleで検索をしたら何か分かるんじゃないか」と思ってパソコンやスマートフォンを手にすること多いですよね。
私も同じです。
世の中の誰かが解決してくれているんじゃないかと思ってしまいます。実際、世の中のお困りごとは、誰かが解決していることがほとんどです。
ただし、その情報が正しいものなのか、分かりやすい書き方なのかが重要です。
「家具の組立方法について調べたのに組み立てられない」では、ブログ記事を読んだ人の不満が募るだけです。満足感のある情報を提供しましょう。
満足感のある情報を提供するために無責任にならないことです。
満足感のある情報とは
- 信憑性が高い情報元からデータを取る
- 〇〇だと思う。ではなく確実な情報を提供する
- 実際にサービスを利用した人しか分からない情報
- 視覚的に見てすぐに分かる、理解できる
など、『信頼性』と『共感性』の高い情報が必要になります。
比較
- 家電製品、参考書、レストランなど…
- 機能と料金を見てコスパの良いものを買いたい
- ネットで買いたいけど、利用者の感想や使い勝手が気になる
『Amazon』や『ぐるなび』、『価格ドットコム』などのWebサイトを見て比較検討や購入していませんか。
これらのWebサイトがあるため、商品・サービスの機能や価格を紹介するだけのブログ記事は読まれません。
消費者目線に立った情報を書こう
- 実際にその商品・サービスを体験した感想
- 他の商品とは何が違うのか
- その商品・サービスを利用することで、どのような効果が得られるのか
など、消費者目線に立った内容が求められます。
プロ目線になるな
「商品やサービスを販売している」「アフィリエイトをしている」方はプロ(業者側)の目線になって書いてしまいがちです。意識してこの消費者目線を忘れないようにしましょう。
同業者にしか分からない単語や説明の仕方だと消費者は理解することに苦しむため、ブログ記事を最後まで読んでくれません。
消費者は「このブログ記事(=会社)は自分には合わない」と思われてしまい、商品の購入には至りません。「このブログ記事、分かりやすくて良かったよ」と口コミで広げてほしいというイメージで書きましょう。
ニュース
- 新しい商品・サービスが発売された
- 有名人が利用、ドラマで使われていた
- 情報番組や雑誌などで取材、取り上げられた
iPhoneの新発売のときにアップルストアに並んでまで買いたい人のように、その商品・サービスのファンや新しいもの好きの人に向けてのブログ記事の書き方になります。
直感的に情報を共有してくれる
「キムタクがドラマで着てたコートが〇〇で売っている」
このような話をSNSや口コミで聞いたことはありませんか?
このような情報は誰かに話したくなるものです。特に自分が知っているメーカーやお店であればなおさらです。話題になったもの、少しでも気になったものはネットで調べてしまうのが昨今の習慣です。
新しいサービスや話題になった商品を追い求めて、それらに特化した情報を発信し続けるブログも多くあります。マニアやオタクをターゲットにするときに最適な戦略です。
検索キーワード(単語)
- ターゲット
- 欲しい情報
が決まりました。では、ターゲットが欲しい情報を「どのようなキーワード(単語)を使って検索するのか」を考えましょう。
例えば、バレンタインデーに手作りチョコレートを作りたいときには「チョコレート 作り方」で検索。
すぐにお金が欲しい時には「大阪 アルバイト 日払い」といったキーワードで検索をするでしょう。
関連する検索キーワードにも注目!
Googleで検索をすると一番下に「関連する検索キーワード」が出てきます。コレは過去にGoogleで検索されたキーワードをデータ元として検出としています。
「チョコレート 作り方」で検索してみたところ、以下の3つに分けられます。これはチョコレートに限らず、他の商品やサービスにも共通している心理が働いていますので少し解説をします。
- 簡単・安い =効率化
- 生チョコ・ココアパウダー(チョコレートの種類)=詳細な情報
- バレンタインレシピ(チョコレート以外のお菓子も含めて)=世論
効率化
「手間を掛けずにお手頃に解決する方法を知りたい」という心理が考えられます。ダイエット方法は代表的な例ですね。
今まで様々なダイエット方法が話題になってきましたが、多くのものが簡単に痩せられると謳ったものではないでしょうか。
主婦の時短テクニック、仕事術や学習方法の効率化などもありますよね。簡単に物事が解決することが高く求められています。
詳細な情報
チョコレートでも色んな種類があるように、調べたい情報は細分化していきます。面接対策をしたい学生さんなら「面接対策 <業種名>」「面接 <会社名>」で検索するでしょう。
この場合、業界を一つに決めて大手の業者をまとめたブログ記事というのも良いでしょう。例えば『就職におすすめ不動産会社』というテーマで「三井不動産」「東急不動産」など並べて、それぞれの特徴や応募者の口コミなどをまとめると読んでもらえるブログ記事になります。
不動産会社のいえば「A社」だけ、チョコレートの作り方は「生チョコ」だけなどとは限らず、あなたも知らない種類が多くあります。自分の常識にとらわれず、世の中の方々が何を検索しているのかを探究心を持って調べましょう。
世論
初めて忘年会や新年会の幹事をするとなったときに、「どんなお店が好まれるんだろう」「どんなお店が人気なんだろう」と会社の人に聞いたり、食べログなどで調べたりしたことはないでしょうか?
誰しも経験がないことは不安になってしまいますよね。こんなときに、他の人の意見や考え方を知りたいと調べます。
アンケートを取って結果を掲載したり、お客さまにインタビューをとって体験や満足度をブログ記事にまとめるのとコンテンツが増えて信頼感も増します。
検索キーワードが探せるお助けツール・Webサービス
おすすめベスト3!サジェストツール
サジェストとは関連して検索されるキーワードのことをいいます。例えば「チョコレート」と検索すると「博覧会」「ケーキ」「大阪(近くの地名)」がGoogleが検索数の多いキーワードを検出してくれます。
検索窓で調べると、検索数の上位7つほどしかキーワードを検出されません。また、検索数が少ないキーワードやキーワードの組み合わせが複雑になると、検索窓ではサジェストが出なくなります。
このような時にサジェストツールを使うと多くの多くの検索数で細かな情報収集ができます。
KOUHO.JP
- Googleサジェスト
- Amazonサジェスト
- 楽天サジェスト
- Bingサジェスト
- はてな連想語
- Twitter共起語
これら6つが検索できるツールです。(当記事の製作時、Googleサジェストの検索は調整中でした。)さまざまな視点からトレンドが読み取れる最適なツールです。
「Googleサジェスト」「Bingサジェスト」は検索窓で検索したときに、検索キーワードと一緒に検索される複合キーワードが検出されます。
「Amazonサジェスト」「楽天サジェスト」はAmazonや楽天サイトで、検索キーワードを含んだ商品の名前が検出されます。どのような商品が今売れているのか、商品名からどんなキーワードがトレンドなのかを読み取れます。
「はてな連想語」は検索キーワードと似ているキーワードを検出されます。「Twitter共起語」は検索キーワードと一緒に検索されるキーワードを検出してくれます。SNSで拡散をしたいとき、身近なお困りごと、小さなトレンドを検索したいときに利用できます。
関連キーワード取得ツール(仮名・β版)
- Googleサジェスト
- 教えて!goo
- Yahoo!知恵袋
デザインはシンプルですが、検索結果の画面は見やすいです。検出結果も多く、キーワードをクリックすると、そのキーワードの検索結果のページが表示されます。トップページから検索しないとエラーになるところが難点です。
質問掲示板はトレンドの宝庫
検索結果には、Googleサジェストの他に「教えて!goo」「Yahoo!知恵袋」で、関連する質問が検出されます。質問の内容を見ることで、どんなことに悩んでいる人がいるのかを読み取ることが出います。
keysearch Beta
Googleサジェストのみのサービスです。マインドマップで検索キーワードが検出されます。「KOUHO.JP」「関連キーワード取得ツール(仮名・β版)」は2つ目までのサジェストが検出されませんが、この「keysearch Beta」では3つ目まで検出されるため、小見出しや構成を考えるときに便利です。
世の中のトレンドを知る
Google Trends
類似したキーワードを比較することや検索キーワードの動向も分かります。期間と検索ボリュームが検出されますので、今後の動向も予測することができます。
キーワードを打ち込むことでGoogleで検索されたキーワードの数がグラフとなり検出されます。ブログ記事だけではなく、新しい商品・サービスを企画するときや業界の動向を知りたいときに活躍します。
タイトルをつける
キーワーが決まればタイトルを決めましょう。
タイトルは「おもしろそう」「これ自分が見たかった情報かも」「参考になりそう」と思えるタイトルを考えましょう。もちろん、検索されるためにキーワードを含めないといけませんよ。
- 新しい情報である
- 正しい情報である
- ブログ記事を読んだあとに効果を得られる
- 新しい発見、持っている常識を覆すものが得られる
といったところを注意してタイトルを付けましょう。ブログ記事を書いても、その記事を読んでもらえないと意味がありません。
小見出しをつける
タイトルはゴール。小見出しは小さなゴールという認識をしましょう。伝えたいことを細分化して、その伝えたいこと1つに対して、1つの小見出しを付けてください。
まとめ
- ターゲットを絞る
- ターゲットが欲しい情報を考える
- 検索キーワード(単語)を出す
- タイトルを付ける
- 小見出しを決める
この5点を経過した上で、文章を書きましょう。
「ブログが続かない人」「何を書いていいか分からない」という人もこの過程を踏んで書くことでその問題も解決するでしょう。
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