リモートワークとは
インターネットの普及により、コワーキングスペースやカフェ、自宅で仕事ができるようになりました。在宅ワークやテレワークなどの言われることもあります。
アメリカでは、リモートワークは1970年代に始まりました。2014年には300万人以上がリモートワークをしていると言われています。グローバルな社会となり、世界的にも多くいます。
- 正社員
- アウトソーシング(業務委託・アルバイトなど)
今後はこの2つのタイプで働き方を考えていく時代になるでしょう。
更にリモートワークの雇用形態には2つのタイプがあります。
- 完全に出社しないタイプ
- 週に数度か出社する、出社とリモートワークのハイブリットタイプ
報酬のタイプは3種類あります。
- 成果物の量によって報酬が変わる成果報酬タイプ(1件○円など)
- チャットなどを接続しながら仕事をする時給タイプ
- ノルマと報酬が決まっている固定給
主婦やフリーランスなど時間が制限されている人、副業(複業)やフリーターなど複数の仕事を掛け持ちしている人はリモートワークの働き方は向いているでしょう。
リモートワークのメリット
企業の導入
- 柔軟な雇用形態を採用することで、人材の流出や新規雇用のコスト削減ができる。優秀な人材が集まりやすい。
- 通勤手当や福利厚生などコストを削減できる。
- 災害などが起きたときにも事業が継続しやすい。
流行り病や災害などにより外出できない、交通機関が動かないようなことも昨今少なくありません。事業は継続できる状況なのに、外的要因でスタッフが仕事ができないのはもったいないですよね。
リモートで働くひと
- 通勤時間が短縮できる。
- 勤務する会社によっては労働時間も自由。
- 出産や育児、介護など家庭的な事情があっても仕事が継続しやすい。両立も可能。
- 障害や病気など通勤が困難な状況でも仕事ができる。
育児や介護などを家族で分担してできれば家庭円満、家庭と仕事も両立できますよね。リモートワークができれば時短勤務や突然休暇をとる頻度もかなり低くなります。特に労働時間を縛らない会社なら、会社や他のスタッフに迷惑をかける心配もありません。
リモートワークのデメリット
企業の導入
- スタッフの管理が難しい。突然、連絡が取れなくなることもある。
- チャットや遠隔会議などができる最低限のIT知識や環境が必要。
- データ管理の流出を防ぐためセキュリティーの管理コストの発生。
- コミュニケーションの減少することによる生産性の低下。
スタッフをずっと監視することも難しいですが、管理をしていないとスタッフが仕事をしているのか不安ですよね。コミュニケーションが取りづらいのでスタッフが考えていることや状況も見えないのも戸惑うポイントです。
リモートで働くひと
- 誘惑に負けて、仕事の管理や時間のコントロールができない。
- コミュニケーション不足による信頼関係の構築がしずらい。
- 毎日出社している人と比べて評価が上がりづらい。
リモートワークや出社勤務よりもコミュニケーションが取りづらいので、より成果が問われます。あなたが何しているのか伝わっていないと、上長は不安になります。きちんと仕事をしているのに悪い評価になることもあります。
デメリットの対策
積極的なコミュニケーション
企業側が月や週に一度などミーティングを設定しましょう。
数時間でも顔を合わせて話をすることで、リモートで働くひとは企業側の考え方を理解することができます。企業側も進捗管理の確実性が上がり、生産性の向上に繋がります。
遠方で対面でのミーティングが不可能な場合は、チャットツールでリモート会議でも行いましょう。企業側に担当スタッフがいてると、リモートで働くひとも安心してコミュニケーションが取りやすいです。
リモートで働くひとも自分から積極的に質問などコミュニケーションを取るようにしましょう。チャットなどで文章のみでも充分です。企業側のひとあなたの姿は見えていないので、何をしているのか不安になります。リモートで働くひとはまめに連絡を取ることを強くおすすめします!
また、チャットなど文章のみのコミュニケーションは、普段話しているときより伝わりづらいので、論理的かつ端的にわかりやすい丁寧な文章を書くことを意識しましょう。
積極的な投資
上記に上げたコミュニケーションを取るために、チャットツールの導入や管理スタッフの配属などのコストを企業側は考えておきましょう。
リモートで働くひとは空いた時間に仕事をするのではなく、意識的に仕事の時間を設けるようにしましょう。例えば、朝の9時から12時は仕事の時間としカフェなどに出かける。
家ではテレビやベッドなど誘惑が多いです。
カフェなど別の空間に移動することで集中できます。また、家にこもるよりも外に出ることで自律神経も整えることができるので、より集中力を高める効果があります。
仕事のしやすい場所はカフェの他にコワーキングスペース、図書館などもあります。
カフェやコワーキングスペースなどに行くとお金がかかるではないかと思われるかもしれませんね。しかし、その小さな出費で集中力を高めて成果を上げることで仕事効率が上がます。それにより会社から信用を得られるかもしれませんよ。
まとめ
これからは個人でも働きやすい時代になります。今でもSNSやリモートサービスの発展は著しく、コミュニケーションを取りやすい環境は整っています。
共働きにより夫婦ともども育児や家事をするのは当たり前。これからは男性が家庭に入って専業主夫という選択をする人も増えるでしょう。
パートやアルバイトだと時間の拘束があり出かける準備など大変ですが、リモートワークをすると家にいながら数時間、仕事をすることもできます。
また、病気や身体的な理由で通勤ができない人もリモートワークをすることで、体に負担を掛けることなく仕事ができます。
あなたのライフスタイルに合った働き方をしてみませんか?
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